日本精神神経学会は5月28日、「DSM-5病名・用語翻訳ガイドライン」を作成した。アメリカ精神医学会による「精神疾患の分類と診断の手引き(DSM)」の第5版が2013年に出版されたのを受け、病名や用語にさまざまな略語が用いられ混乱が起きないよう、ガイドラインにまとめた。
◆変更された主な精神疾患名
アスペルガー症候群、自閉症→自閉スペクトラム症
注意欠陥多動性障害(ADHD)→注意欠如・多動症
学習障害→学習症
言語障害→言語症
パニック障害→パニック症
アルコール依存症→アルコール使用障害
神経性無食欲症(拒食症)→神経性やせ症
性同一性障害→性別違和