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医療福祉センター倉吉病院の見学に行ってきました!

令和5年11月22日水曜日 医療福祉センター倉吉病院 地域連携室のお誘いを受け、東部中部会員総勢9名で、院内の見学をさせて頂きました。

倉吉病院は、外来のほか中部圏域で唯一の入院施設のある精神科の医療機関です。“医療福祉センター”の名の通り、精神科デイケア、中部障がい者地域生活支援センターなどさまざまな事業を一体化しており、令和4年3月増改築され、明るく広い外来受付、救急を含めて10室の診療室を設けて、開放的な環境を整えられています。
 多数の診療科を有する藤井政雄記念病院や宿泊型自立訓練事業所あずさへも渡り廊下を通じて行き来でき、診療から社会参加、地域生活を支える連携もできる体制となっています。(写真手前の高架は自立訓練事業所への渡り廊下です)

発達障がい専門プログラム  デイケア「DOORS(ドアーズ)」
令和5年9月より発達障がい専門プログラムによるデイケア「DOORS(ドアーズ)」を新規開所し、発達障がいのかたへの支援をされています。
ストレスケア病棟
 
新しい病院利用の形として、ストレスケア病棟があります。ストレスによって心身が不調なときには、休養することが必要です。仕事や家から離れて、ホテルのような環境でこころとからだを休めながら治療的なアプローチをしていただけます。病状がよくなると、入院しながら職場や学校などへ行くこともできます。

外来受付から広がるホールには、令和5年9月、リニューアルオープン❣の素敵なカフェ“もりのみ”があります。あずさパン工房(多機能型就労支援事業所)で作ったパンやお菓子を販売しておられます。近隣のかたにも自由に利用していただきたいと話され、地域に根差した訪れやすい精神科病院にしたいという思いが随所にみられました。 Wi-Fi完備でお庭の見えるのんびりくつろげる空間です。ぜひ、癒しと憩いの場所にご利用ください☕。

中部障がい者地域生活支援センターは基幹相談支援センターももっておられます。相談支援の中核的な場所となりますので、解決が難しい問題がある方はぜひ相談してみてください。                                       (中部障がい者地域生活支援センター 電話0858-26-2346)

大人になったとき安心して受診、相談できる機関は自由に選択できるほどありません。二次障がいやてんかん発作、大人になっても就労や家庭環境の変化など投薬の必要性があったり、障害基礎年金などの診断書が必要な事もあります。小児科から大人になって受診できる発達障がいのわかる医師への受診がスムーズにできる医療体制と情報入手が出来ればと思います。